ホテル

オペラ通いにとって最高の贅沢? ウィーンのホテル・ザッハー

2021年4月18日

オペラ通いにとって最高の贅沢? ウィーンのホテル・ザッハー

ホテルの紹介

ウイーンの高級ホテルでも屈指の伝統を誇るホテル・ザッハー

現在(2021年)はリーディングホテルズの一員で、開業は1876年。

2005年以降何度も改装を重ねていて、クラシカルな雰囲気の中に気品と機能性を

持ち合わせているホテル。

ふらりと入るにはちょっと緊張するエントランス・・・。

「ちょっと覗いてみよう」という気持ちで入ると、

ホテルのスタッフから「何か御用ですか?」と尋ねられる。

「ゲスト」であれば、ニッコリ反応されるのだが、

「ゲストではない」とわかると、ニッコリしながらもやんわりと

出ていくように促されるあたりが、なかなかの緊張感。

それもそうで、レセプションはエントランスから入ってちょっと

奥まったところにあって、ゲストでなければとても立ち止まれないほど。

最大で5,6人ぐらいだろうか。ここで149室のゲストを対応するのだから

大したものだ。

大型バスで到着して、大人数でチェックインするのはちょっと大変そう。

でも、さすがはリーディングホテルズグループ。どんな規模のゲストでも

対応しますので、心配はご無用なんです。

 

泊まったお部屋

 

ホテル・ザッハー

ホテル・ザッハーのお部屋(2017年に撮影)

 

 

このときのお部屋のカテゴリーはデラックス(キングサイズベッド)。

といっても、これが一番下のカテゴリー。

いわゆるスタンダードとかスーペリア、といったカテゴリーはありません。広さはおよそ27平米。

 

 

ホテル・ザッハー

お部屋に備え付けのアメニティ

 

 

アメニティも、ホテル・ザッハーのロゴ入りのオリジナル。

ホワイトマーブルのバスルーム。

 

レストランやカフェ、それからバー

ホテル・ザッハーには、全部で6つのレストランをはじめ、カフェ、バーがあり、

レストランは2カ所。

RESTAURANT ROTE BAR と RESTAURANT GRÜNE BAR

BARとネーミングされていますが、どちらも伝統的な内装、洗練されたレストランです。

 

 

 

こちらは、RESTAURANT GRÜNE BAR。 まるで、美術館の中にいるような雰囲気。

 

 

ここは朝食レストラン、ゲストのみ利用可能。

コールドミールはビュッフェで選び、ホットミールは注文して頼むスタイル。

 

 

 

 

 

ザッハーといえば、カフェも有名。

  • SACHER ECK WIEN
  • CAFÉ SACHER WIEN
  • SALON SACHER

なんと3つもあって、どこもいつも観光客や地元の人たちで混雑している、ウィーンの名所のひとつ。

この時は、ウィーンのミルク入りコーヒー「メランジェ」と、カフェモカを注文。

銀色のトレーにお水がついてくるのがウィーンスタイル。

 

オペラ座(ウィーン国立歌劇場)まで至近距離

 

オペラ座(ウィーン国立歌劇場)に最も近いのが、このホテル・ザッハーと、ホテル・ブリストル。

ブリストルはまた別の機会に紹介するとして、ザッハーの玄関から道路を隔てて反対側が、オペラ座の

東京でいえば、東京文化会館と上野駅改札との間、サントリーホールならカフェ・オーバカナル、

新国立劇場なら初台駅地下入り口ぐらいの距離!

 

 

 

 

オペラ座のチケットも、安いのから高いのまで様々。

安いのはあっという間に売れてしまうので、旅行者は当日券を狙った方がいいかも、です。

オペラ座前の広場では、写真のようにライブビューイングもやっていることも多いので、本場のオペラってどんな感じなの?と

ちょっと触りだけ楽しみたい人は、ここで楽しむだけでも十分ですね!

 

-ホテル