ホテルの紹介
ウイーンの高級ホテルでも屈指の伝統を誇るホテル・ザッハー。
現在(2021年)はリーディングホテルズの一員で、開業は1876年。
2005年以降何度も改装を重ねていて、クラシカルな雰囲気の中に気品と機能性を
持ち合わせているホテル。
ふらりと入るにはちょっと緊張するエントランス・・・。
「ちょっと覗いてみよう」という気持ちで入ると、
ホテルのスタッフから「何か御用ですか?」と尋ねられる。
「ゲスト」であれば、ニッコリ反応されるのだが、
「ゲストではない」とわかると、ニッコリしながらもやんわりと
出ていくように促されるあたりが、なかなかの緊張感。
それもそうで、レセプションはエントランスから入ってちょっと
奥まったところにあって、ゲストでなければとても立ち止まれないほど。
最大で5,6人ぐらいだろうか。ここで149室のゲストを対応するのだから
大したものだ。
大型バスで到着して、大人数でチェックインするのはちょっと大変そう。
でも、さすがはリーディングホテルズグループ。どんな規模のゲストでも
対応しますので、心配はご無用なんです。
泊まったお部屋
このときのお部屋のカテゴリーはデラックス(キングサイズベッド)。
といっても、これが一番下のカテゴリー。
いわゆるスタンダードとかスーペリア、といったカテゴリーはありません。広さはおよそ27平米。
アメニティも、ホテル・ザッハーのロゴ入りのオリジナル。
ホワイトマーブルのバスルーム。
レストランやカフェ、それからバー
ホテル・ザッハーには、全部で6つのレストランをはじめ、カフェ、バーがあり、
レストランは2カ所。
RESTAURANT ROTE BAR と RESTAURANT GRÜNE BAR
BARとネーミングされていますが、どちらも伝統的な内装、洗練されたレストランです。
こちらは、RESTAURANT GRÜNE BAR。 まるで、美術館の中にいるような雰囲気。
ここは朝食レストラン、ゲストのみ利用可能。
コールドミールはビュッフェで選び、ホットミールは注文して頼むスタイル。
ザッハーといえば、カフェも有名。
- SACHER ECK WIEN
- CAFÉ SACHER WIEN
- SALON SACHER
なんと3つもあって、どこもいつも観光客や地元の人たちで混雑している、ウィーンの名所のひとつ。
この時は、ウィーンのミルク入りコーヒー「メランジェ」と、カフェモカを注文。
銀色のトレーにお水がついてくるのがウィーンスタイル。
オペラ座(ウィーン国立歌劇場)まで至近距離
オペラ座(ウィーン国立歌劇場)に最も近いのが、このホテル・ザッハーと、ホテル・ブリストル。
ブリストルはまた別の機会に紹介するとして、ザッハーの玄関から道路を隔てて反対側が、オペラ座の
東京でいえば、東京文化会館と上野駅改札との間、サントリーホールならカフェ・オーバカナル、
新国立劇場なら初台駅地下入り口ぐらいの距離!
オペラ座のチケットも、安いのから高いのまで様々。
安いのはあっという間に売れてしまうので、旅行者は当日券を狙った方がいいかも、です。
オペラ座前の広場では、写真のようにライブビューイングもやっていることも多いので、本場のオペラってどんな感じなの?と
ちょっと触りだけ楽しみたい人は、ここで楽しむだけでも十分ですね!